やりたいことがある。でも小さい子どもがいる。
無理くりやるか、それとも諦めるか。
もしそうやって悩んだなら「1人でがんばらない」ことは大きなヒントだ。
人や、場所や、いろんなサポートの手を借りられないかな?目線を変えてみよう。
月に一度、ウクレレの練習会に参加している。子育て世代を支援するNPOさんがあり、その活動の一環でやっている「ウクレレサークル・ピコ」という団体さんがある。
そこはNPOさんの事務所の畳間で、おもちゃがたくさん置いてある。ママと一緒に来た子どもたちは、おもちゃで遊んだりご飯を食べたり。隣でママはウクレレを弾く。
月に一回だけど、私には大事な息抜きの場だ。自分のやりたいこと(ウクレレの練習)に没頭できる。一緒に過ごす大人もいるから、何かあれば一緒に子どもを見てくれる。
この、一緒に子どもをみてくれる大人の存在って大きい。居てくれるだけでいい。気持ちの余裕が全然違う。
例えばお手洗いに行きたいな…となった時。普段だと、子どもがママを探して泣いたりしないよう、トイレのドアを開け放して用を足さないといけない。
慣れてしまえばいつものことなんだけど、本当はトイレくらいゆっくりしたい。でも大人が複数いたら、「見ててあげるから行って来なよ!」と、心置きなく離れられる。
子どものご機嫌が悪くなった時も助かる。私一人でどうにかしなきゃと慌てなくていい。
「あらー、怒ってるね。どれ、こっちのトミカ出してあげようか?」
「ママの真似してギター弾いてんの?かわいいねぇー(褒められて息子がいい気になる)」
私個人的には、1人で独学でやるよりも、上手い人にコツを訊いたほうが上達も早いので、なるべく休まず通っているのもある。弦の押さえ方や右手のストローク(ジャカジャカと動かすやつ)のリズムを習ったり、いろんな楽譜をもらったり、半年くらいでかなり上達できた。
お母さんだから。子どもがいるから。そ
れを理由に諦めてしまうことは、母親ならみんな、一度は経験したことがあるのではないか。そんな時にヒントになるのは「1人で頑張らない」ことなんだと思う。
私が出会ったウクレレサークルみたいに、大人がたくさんいて、おもちゃもあって、ママも子どもも楽しく過ごせる場所を探すとか。
その場所に子どもが一緒に来るのは、なかなか難しいのであれば、子どもを預かってもらえる信頼できる人や団体さんを探すとか(ファミサポ・ファミリーサポートセンターは、大体どの自治体にも設置されてるはず)。
子どもも大人もwin-winで、楽しく過ごす方法って、多分、探せば色々あるんじゃないかな。お母さんがニコニコ、ご機嫌で過ごせていたら、子どもはもちろん、家族も明るくなるよね。
そんな私たちのウクレレサークル。今度NPOさんの主催するクリスマスコンサートで前座をします。会場を開けた後、開演するまでの間のウェルカムミュージック(この呼び方いいね)を弾こう!となったそう。
お披露目の場があると、やっぱり練習にもハリが出ます。次男と長男がEテレを観てる間に、母ちゃんはウクレレの練習がんばります。
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