「給食を食べ終わるまで、掃除時間中も座って食べさせられた」
「残ったピーマンを食べ終えるまで、遊ばせてもらえなかった」
個人的には、文を眺めるだけでも悲しい気持ちになっちゃうのですが…
ひと昔まえの給食って、「全部食べなきゃダメ!」って指導が厳しかった。
私も世代じゃないから、見た事はないのですが。
ただ、テレビのインタビューで、その経験を昨日のことのように、ありありと思い出して苦い顔をして語る大人を見ていたら。
食べる事に付随する、「嫌な記憶」って、強く残るんだなぁと
大人のワタシは、「食べること」で「イヤなこと」って、子どもたちに経験させてはいけないなあって
しみじみ思います。
私はラッキーだったのかな。食に関するイヤな記憶って、全然ないんです。
あなたはどうでしょう?
環境に恵まれていたこと。
好き嫌いがそんなになかったこと。
そんなことが相まって、私の食経験(そんなコトバあるのかなw)は、楽しいものでした。
むむっ。
そっか。
環境も、好き嫌いの多さも、自分ではなかなかコントロールが厳しいんだな。
やっぱり、私はある程度、ラッキーだったのかも知れないな。
「環境」で言えば、週に一度行っていた、母方のおじいちゃんちの、おばちゃん(母の妹)。
そのおばちゃんが、とても料理上手だったんです。
中でも忘れられないのが、カレーライス。
30年くらい前(しかも沖縄の田舎)の話ですが、おばちゃんはスパイスからカレーづくりをしていました。
トマトとスパイスを使ってて、ピリッと辛くて酸っぱくて、いろんな味がする。
お母さんのカレーとは全然違う味。
お皿の真ん中に、星型のコップで型抜きした、ご飯が盛ってある。
かわいい!!
わくわく、ニコニコしながら、あのカレーを食べてました。
お母さんに「おうちでも作ってよ!」って、お願いしていたほどでした。
美味しいし、子ども心に見た目も楽しいご飯を作ってくれる人が、
私は身近にいたんですね。
また「好き嫌い」で言うと、私はほぼナシ。
なんでも食べられる。
母は育てやすかったでしょう。
すぐ下の妹は、野菜を全然食べなかったから
余計に助かる存在だったでしょうね。
なんでもまずは食べてみる。
知らないものも、口に入れてみる。
…期限のアヤシイものを食べて、お腹を壊すことも多かったけど、あんまりそれをトラウマに感じることもありませんでした。
「あー、やっちゃったなあ」
くらいの感覚。
ちょっとしたら忘れちゃう(それはそれで問題w)
対する下の妹は、食べるものには慎重でした。
みどりの野菜は絶対食べない。
初めて見たものは、口にしない。
真反対です。
性格もまんまだったかもな。
とにかくやってみる私。
まずは観察、確認な妹。
そう、好き嫌いと性格って、なんとなく相関あります。
いろいろ喋りましたが、もしも「環境」と「好き嫌い」の量で、子どもの食に対するイメージが変わるとするなら。
周りの大人の関わり方って、結構大事じゃないかな。
楽しい「環境」を用意してあげるのは大人だし
「好き嫌いの量」は、子ども自身にだって、すぐ変えられるモノじゃない。
「給食を食べ終わるまで遊べなかった」そんな経験をした人が、「会食恐怖症」になったんです。
って記事を、最近見つけて驚きました。
会食恐怖症。
そんな名前の症状があるの!
みんなでご飯が食べられないなんて。
ええーっ。
好き嫌いがあるくらいじゃ死なないけど、
食べられない、は本当に命に関わるからね。
子どものご飯の時に、大人は考えたいよね。
何が大切?
子どもにどうなって欲しい?
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