給食って、その地域独特のメニューが出てくるんです。
郷土料理だったり、なぜかその地域ではよく出るメニューがあったり。
ワタシが今、住んでいる水戸市。
小1長男曰く、「納豆は月イチで出るよ」とのこと。
やっぱり水戸は、納豆を推しているのね。
その頻度で給食メニューに出てきたら、納豆食べられるようになる子も増えそうですね。
年長さんまでお世話になったのは沖縄の保育園でした。
こちらでもやはり、地域の郷土料理がよく給食のメニューに登場していました。
懐かしい。
給食で食べる沖縄の料理、好きでした。
でも、沖縄県外の方からすると
「こんな料理があるのか」
「こんな食材違うのか」
そう見えるらしいです。
小学生の頃、内地(沖縄県外)から来た先生がクラス担任だった時がありました。
「え、このメニューは、ちょっと食べられない…」
と顔をしかめている先生の側で
「えー!先生食べないの?じゃ、みんなでもらっちゃうよ」
と、食缶に入った中身汁の争奪戦をしてたなぁ。
なんてことを思い出します。
お盆やお正月、おめでたい席でよく登場する中身汁。
中身(ナカミ)。
なんの中身だと思いますか?笑
豚の内臓なんですね。
内臓だから、中身。
あの時先生は、「豚の内臓」だというのを知ってたから、食べられなかったんでしょうね。
関西出身の夫も、私の実家で出された時、手をつけられませんでした(^^;;
ある程度下処理された形で売られていて、それを家で、小麦粉を付け、もみ洗いするんです。
で、何度か煮こぼして臭み抜きをする。
そうしたら、だし汁と他の具材と一緒に軽く煮て完成。
今は軽く茹でるだけのパックがあったり、レトルトの中身汁が売られていたりします。
手軽に食べられるようになりましたね。
臭み抜きしてあるので、全然匂いもないし。
モニモニとした、嚙みごたえのある中身(内臓)の食感が私は好きなんですけどね。
内臓だ、って思って食べてる人、ウチナーンチュにはいない気がします。
美味しいんだけどなぁ。
これも人気メニューです。
レバーの南蛮漬け。
アジとか、サバとかの南蛮漬けと同じように、豚レバーや鶏レバーを片栗粉で揚げて、漬けダレと和えた料理です。
私が小学生の時に食べていたから、30年前にはメニューとしてあったんですよね。
調べると、今は日本各地の学校で出されているみたいです。
以前お勤めしていた栃木県北では、給食の献立には入っていませんでした。
…取り入れようとしたけど、レバーは色々大変だからと、やんわり断られました(笑)
調理員さんの気持ちも、分からなくはない。臭み抜きとか、大変だもんね。
レバーの南蛮漬けが出た日、それが食缶に残ってるのを見た記憶がない!
それ程の人気メニューなんですよ。
カリッと揚げてあるし、タレに漬けこんでいるから、レバーの臭みは全然感じません。
給食の栄養価計算で、「鉄分が足りないなぁ」なんてお困りの、全国の栄養士さんはぜひ!取り入れてください!
と言いたくなるくらい。
給食を提供する側も、食べる側もハッピーなメニューです。
こちらも沖縄でよく見かけるメニュー。納豆味噌です。
材料は、ひきわり納豆、小ネギ、味噌、砂糖、豚肉。
風味づけにショウガ。
これらをフライパンで炒めるだけ。
作り方は、なんと簡単♪
情報不足なのですが、納豆を食べる習慣がなかった、沖縄の人向けに産まれたメニューなのかもしれません。
母が1960年代生まれなのですが、幼少期に納豆を食べたことがないらしく。
食べ慣れないこともあって、未だに納豆が好きではないんです。
確かに元々、納豆は沖縄になかった食材です。
アンダンスー(油味噌)と納豆を合わせたら、美味しく食べられるかもしれないさ
って、誰か考えた人が、いたんでしょうかね。
ごはんにのせて食べたり、手巻き寿司みたいに海苔で巻き巻きして食べたり。
ネバネバ、スプーンに絡みつくので、配膳するのはかなり大変(笑)
ぶきっちょさんには任せられません…というか、子ども達の方から「今日は先生やってよ」と言われるようなメニューでしたが。
これが出てきたら「やったー!」って声が、クラスじゅうから上がるメニューでした。
クックパッドやクラシル、なんと農林水産省のホームページにも、これらのレシピが上がっています。
レバーや納豆、苦手な子が多い食材ですが、どうにか食べて欲しいな。
なんてお母ちゃんには、ぜひオススメしたいです。
…さすがに豚の内臓は売ってないだろうし、中身汁だけは、レトルトパックを買って食べるようですね(^^;;
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