好きにやっていいよ。
自由にしていいよ!
子どもたちにこんな声かけをしたら、喜びそうだ
ああしなさい、こうしなさいと縛るより、きっと楽しんで活動してくれる
私たち大人は考えちゃいます。
でも、そうでもない子もいます。
ある程度枠を与えてあげたり、お手本を見せたりして
「自分にもできそうだな」って見通しを持たせてあげた方が
安心して活動できる。
そういうタイプの子もいるんです。
真っ白なお皿に、好きな絵を描こう!
友人が子ども会で、そんなイベントを立ち上げたそうです。
何描いてもいいの?やったー!!
参加した子どもたちは、早速思い思いに、自分の描きたい絵を描いていきます。
そんな子どもたちをニコニコと眺めていると、浮かない顔をして、座ったまま動かない男の子が。
その子はずっと、手が止まったまま。
男の子はしばらく、そうして固まっていたそうですが
「あれ、なんで描かないの?」
「もうみんな終わっちゃったよ?」
周りで見てたママが、やいやい言うのに耐えられなくなったのか
最後には泣き出してしまった。。。
らしいのです。
何も描けなくて泣いちゃった男の子。
どんな気持ちだったんだろう?って思ったの。
友人のそんな話を聞いていて、昔クラスにいた男の子を思い出しました。
できない自分が格好悪い。
気分が下がるというか、
やる気が失せちゃう。
いい意味で、プライドが高いんだと思うのです。
自分に対する期待、自信があるから
「上手くできそうにない」状況だったり、自分だったりに
腹が立っちゃうんですよね。
私が思い出した、昔一緒のクラスにいた男の子。
彼はなんでも仕切りたがる子でした。
遊びの時間は、彼が都合のいいように、ルールを変えちゃうし(笑)
授業中も、自分が都合いいよう動かすために、班活動でリーダーになろうとする。
それはある意味、「自分の能力がバッチリ発揮できる状況を作りたい」っていう
彼の意図でもあったわけです。
そんな仕切りたがりで、グイグイ来るような彼だけど
自分が上手くやれそうにない課題の時は、ものすごく静か。
自分の能力が発揮できない。
「上手くやれてない自分」が、クラスメイトや先生に
見られてしまうわけです。
だから手が進まない。
動けない。
動かない。のかなー。
そんな話を友達にすると
「その子、そんな感じがする。分かる」と返って来ました。
最終的に、泣いちゃった彼のママが来て
絵の見本を見せたり、トレーシングペーパーで写し絵みたいにして絵を描かせたり。
そんな感じで、お皿に絵を描き切ったらしいんです。
ママは分かってたんですね。
彼が「みっともない自分」を見せることを、嫌だって知ってたから。
上手にフォローして、彼を乗せてあげたわけです。
そうそう、それでいいんです。
なんでも「自由にやっていい」が、
必ずしも、嬉しいわけじゃないんですよ。
そういう、子ども達との関わりにいろんな視点から関われる「モノサシ」を、
ワタシはお伝えしております♪
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