「ここに関わったのをきっかけに、人生が変わったんです」
ひとつでいい。
自分の人生の中に、そんな場所がある。
それって、すごく幸せなこと。
「ここに出会ったのを機に、僕は仕事を変えたんです」
昨日お会いした方は、そんなことを話していました。
元々はエンジニアだったらしい、私と同世代の男性。
なんだか親しみやすい、優しい雰囲気をお持ちだなと思っていたら、「僕、保育士なんです」とのこと。
寝起きで不機嫌な次男(2歳、絶賛イヤイヤ期)を連れて行っても、ニコッと穏やかに笑いかける余裕さは、保育士さんだったからなのね。なるほど納得。
彼は保育士の仕事の傍ら、子育て支援のNPOさん(みと子どもの劇場と言います)にも関わっていらっしゃる。
みと子どもの劇場さんが担当している、ラジオ番組の制作にも携わっているんだそう。
昨日は、そのラジオのインタビューということで、彼に色々、質問をしてもらってそれに答える…という作業をすることになっていました。
彼はカセットテープのレコーダーみたいな形をした、持ち歩ける録音機材を取り出しました。音を確認する為なのかな?しっかり耳を覆うタイプのヘッドホンを装着。
そして質問のメモを目の前に置いて、収録の準備が整った、そのタイミングで「実はね…」と彼の転職の話題になったのです。
「機械相手のエンジニアから、人間相手の保育士さんって、真逆な感じもしますね、すごい!」
そんなことを、私は言ったような。
彼は、そうですよねー、と笑って
「今は人間らしい仕事が出来てますよ」とおっしゃいました。重ねて、
「みとぴよさん(ママパパのブラスバンド)と出会ったのは、大きかったですね」
感慨深そうに、話していました。
私も大好き、みとぴよ音楽隊さん。
子ども達が泣いてても、寝ていても、なんなら騒いでても全然大丈夫よー。
演奏会はいつも、このスタンス。なので子連れでも安心して、演奏を楽しめる。
ママが演奏を楽しめるって、つまりは自分のしたい事(音楽を聴きたい!)がやれているってこと。
子どもとママが一緒に過ごせる空間で、お互いのびのびしたいように過ごせる。そんな場は、やっぱり少ない。
だから、そんな貴重な場を作ってくれている、みとぴよさんの雰囲気のトリコになっちゃう人って、私も含めて、多いだろうな。
インタビュアーの彼は、仕事まで変わっちゃったんだもんな。
場の力もあるだろうし、子ども達が持つピュアなエネルギーが、大人に元気をくれるのもある。とにかく、みと子どもの劇場さんっていう団体との出会いが、1人の男性の生き方を変えてしまったんだね。
もう、それを逆にインタビューして、ドラマに仕上げてみたくなりました。
「ここに関わったのをきっかけに、人生が変わったんです」
場所かも知れないし、あるいは人との出会いかも知れない。
あなたを変えたものはなんだったのか。そこに立ち返ると、改めて感謝したい人が浮かんだり、自分の人生が「良かったな」って前向きに捉えられたり、するかもしれないですね。
慌ただしい毎日だけど、ちょっと時間をとって、そんな振り返りをできたらいいな。
…そんな振り返りのお供にぜひ、ラジオはいかがでしょう(笑)
3月2日・5日(再放送)の15時から、「ほっと!HOT!スクウェア」という番組内で、インタビューが流れます♪
地元ラジオなので、アプリを使えば全国どこでも聞けます!
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