継続セッションでの一コマでね。
その方の言葉に感銘を受けたんです。(内容や詳細は変えてます)
「数ヶ月前に自分が書いた、悩みや困りごと、子どもへの目線。
セッションの前に眺めてみてびっくりしました。
私はこんな重たいことを、言ったり書いたりしてたんですねー。」
その方は最初
「うちの娘は頭が悪いんです」
「何度言っても塾の宿題をやらなくて、バカじゃないの?って思うんです」
「あーあ、ほんとダメじゃない、って面と向かって言うと、正直すっきりしちゃうんです」
そんなことを仰ってたんです。相手(この場合は娘)を思うように動かしたいコントロールの強さを、ご自身でもわかっていて、悩んでおられました。
それを、「私はこんなことを、言ったり書いたりしてたんですね」と眺めている。
例えるなら、山のぼりみたい。登って登って、今はもう、前と同じ場所にはいないんですね。
山登りって、山頂を目指して、山道をひたすら登ります。
途中はしんどいし、景色も変わんないし、あーもうやめよっかなって思う。
でもある程度の高さまで登ってきて
ふと振り返ると
「あー。こんなに登ってきたんだなあ」って思う。
もといた場所には、今はいないんですよね。
そこを上から眺めてる。
子育て、自分育て、って山登りは、何年も続きます。
また山を登ることになったり、同じ道を通ることがあったとしても
登り方やかわし方が分かってるから
最初の登山の時とは、絶対違っている。
「あー、こんな道あったわね」
「ここは険しい場所だったよね」
「あー、きっつ。ははは笑」
なんて言いながら、昔の自分を懐かしんで、歩けると思うんです。
そんな、その方の「人生の山登り」のお手伝いができたこと
その方自身が、自分と向き合ったから起こった、素晴らしい変化に
嬉しくなっていたのでした。
また、元の自分に戻りそうになっても、大丈夫。
絶対「元の」自分とは違うあなたが、そこにいます。
それでもしんどくなったら、助けに行きます。大丈夫!
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