山内佑夏さんの「誕生学」誰もが愛されて生まれてきたことを思い出します。

教育

「誕生学」をご存知でしょうか?
名前の通り、いのちの誕生について様々な視点から学びます。


いのちについて、性についての話題は昔よりオープンに話せるようになりました。
いのちの誕生やからだの発達、男女の性差について教えてくれるメディアや書籍も増えました。


一方で、その人の置かれている環境や、子どもであれば親の関心の度合いにより、
性の知識に差があるのも現状でしょう。
知識だけネット等から得ていて、肝心な心の部分が育っていない。
相手への思いやりだったり「違い」への理解だったり、もっとそこを伝える必要があるのでは?と思うこともあります。



今回お会いした山内佑夏さんは、「誕生学」の講師としてあちこちで活動されています。
時には学校現場へ呼ばれて講話をされたりしています。
いのちの大切さや、性の素晴らしさ。誰もが望まれて生まれてきたんだと言うことを伝えたい。そんな熱い思いを持って活動されています。



そんな山内佑夏さんが提供されている「誕生学」についてご紹介します。


「誕生学」実際の講座の流れ

今回は対面で、小学校中学年の子どもたち向けのお話をしていただきました。
年齢によって話す内容や教材を変えているそうで、下は幼児向けから上は高校生、保護者さん向けに話すプログラムもあるそうです。


中学年向けの内容としては、このような感じでした。

  • いのちの誕生、最初のみんなはこんなに小さかった!
  • お母さんのお腹の中で赤ちゃんはどうやって大きくなるのか
  • いよいよ生まれる赤ちゃん、出てくるまでのたくさんの工夫
  • みんな、望まれて生まれたきたんだよ
  • 質問タイム


等身大の大型絵本で赤ちゃんの成長を見たり、骨盤の模型にお人形を使って赤ちゃんが出てくるまでを解説してもらったり、
実物があるのでとにかく分かりやすい!
子どもたちも興味を持って、お話を聞くことができるだろうなと思いました。



終わってみて感じたこと


性やいのちについてのお話は、何回聞いても良いものだと個人的には考えています。
その時によって、また話してくれる相手が変わることによって受け取るものが違ってくるからです。


出産してちょうど2ヶ月半、このタイミングで聞く「いのちの誕生」についての話は
まさに「お産の振り返り」になりました。
大型絵本で見る、お母さんのからだの大きな変化。自分もこんな大変化の中、頑張ったなあ。
6キロ近くに成長した息子も、よく五体満足で生まれてきてくれた。ありがとう。
そんな思いが湧いてきました。


別な機会に、5歳になる上の子と一緒に聞きたくなりました。
自分の身体のしくみについて、関心を持ち始めている息子。自分の体を大切にして欲しいし、同様に相手のことも大切にすることを心に留めて置いてほしいです。



特別講師として学校へもっと出向いてほしい!

冒頭で山内さんが学校へ出向いている話をしたのですが、
ぜひもっと特別講師として活動してほしいし、学校側も呼んでほしい!と思いました。


性についてのお話はもちろん学校でも授業で取り扱いますが、時間が少なかったり、担任の先生が伝えるには限界があったり。
詳しく学ばれている方や、普段接している人とは違う誰かから「いのち」「性」についての話を聞くことは、子どもたちも新しい気づきを得るいい機会になるでしょう。
また身近な人には相談しにくいことも、特別講師さんになら聞きやすいメリットもありますね。


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