「終わりよければ全てよし」ということわざがあります。
ビズサプリより
これは、「物事の結末が大事であり、過程は問題にならない」という意味です。
実はシェイクスピアの戯曲「All’s well that ends well」のタイトルのフレーズでもあり、生活の中でもよく使われるフレーズですね。
終わり良ければ全てよし。
小学校の先生をしていた時。年度末や学期末が近づくと、よくこの言葉を言っていた。
いろんなことがあったと思うけど、気持ちよく最後を迎えられたら、次のスタートが気持ちよく切れるよ。
そんな風に言ってたけど、ホントの意味と若干ズレてたようで。あの時の子どもたちには、ジャンピング土下座をしたい気持ちでいっぱいです。
先日させていただいた、素質のお話会。会の始まりにはいつも「終わった時にどうなっていたら最高ですか?」と合わせて3つほど、しつもんをさせていただく。
その中の一つを「今年を振り返って、感謝したいことはなんですか?」にした。
違うしつもんを用意していたが、直前で変えた。結果、自己紹介タイムだけで10分超えになる程の大盛り上がりになった。…会の進行リズムが崩れて、ワタシ1人焦ったのは、ここだけの話。
それだけ感謝したいことに溢れた一年だったことが素敵だなと思った。それと、節目節目に自分の足跡を振り返るというのは、やっぱり良いものなんだなと感じた。
話している参加者さんが、どなたも生き生きと語っていた。メンバーは同じようちえんに通う母ちゃんたちだったが、この園を選んで良かった、みんなと出会えてよかった、今までの自分から変われた気がして、よかった。若干目を潤ませながら語る人もいた。
人は
楽しいにせよ
悲しいにせよ
己の来し方を一つの物語に編んだ時
どこか心が安らぐものでございます
よしながふみ「大奥」より引用
このフレーズを思い出しながら、私は皆さんの話を聞いていた。色んな事があっただろう。それを振り返って一つの物語に編んだ時、そこに残るのが感謝で、ありがとうだったとしたら、今、ぎゅっと思いの丈を語っているこの瞬間は、なんと愛おしいんだろう。
ホントに、これだけで会を終わって、素質の話はまた今度ー、とかにすればよかったなぁと悔やまれます…。そうか、新年バージョンで、そういうお茶会をやればいいんだ。
今年のことは、今年のうちに。私も一年を振り返って感謝したいことを書き出してみよう。
ノートを開けて、ペンを持ってみて気づく。
ああ、感謝したい「こと」だけど、そこには必ず「感謝したい誰か」がいるんだ。
ブログ投稿が100回続けられた。あの人のおかげだ。
書く楽しさを感じる事ができた。時間を割いて記事を読み、感想を書いてくれた、あの人のおかげ。
故郷沖縄へ帰りたいー!とホームシックになることもなく過ごせた。ママ友やサークルの仲間のおかげ。
今年を振り返って感謝したいことは、なんですか?
このしつもんが頭に浮かんだ私を、そしてそんな私に育ててくれた、今年一年のご縁に改めて感謝。
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