言われて喜ばれる言葉、相手をコントロールする言葉。

子育て

「僕のランドセルは目立っている!」

に小躍りしている長男を見ながら、コミュニケーションについてふと、考えたことがありました。

「息子ちゃんのランドセルが

可愛かったから、

何となく覚えてたんですよ。」

新年度、私はPTAのお仕事を引き受けまして。

引き継ぎをしてもらった際に、その方にいただいた言葉です。

実はお子さんと、長男の習い事が同じだったらしく!

相手の方は見ててくれたのに、私と来たら…。

長男はmont-bellのランリュックを使っているんです。

カタチはランドセルっぽいですが、素材が合皮じゃないし、ランドセル特有のカバー?もない。

去年出たばかりなので、持ってる子も少ない。

目立ってたんでしょうね。

mont-bellのランリュック。こんな感じ。

長男に「ランドセルが可愛いって、見てたんだって。目立ってたのね」と話すと、

「えー目立ってたんだな!」

まんざらでもない顔。

目立つ、特別感がある 

それは彼に取って嬉しいワード。

この「目立つ、特別感」に、嬉しさを感じないタイプもおりまして。

「機能的だね」って言われた方が嬉しい人

「選んでくれたお母さんの、愛情が詰まってるね〜」って言われた方が嬉しい人

それぞれが喜ぶ声かけをしてあげたいな。

コミュニケーションをもっと学ぼうと思った理由の一つです。

このスキルは、使い方を間違えると、「人をコントロールする技」にも変わります。

相手が喜ぶ声かけをする=相手を自分の思うように動かす

そう解釈してしまうとね。

コミュニケーションについてお伝えしていた初期の頃。

講座に来てくれた方が、こんな質問を投げて来た事がありました。

「こう言えば、ウチの子は宿題をやるようになるんですよね?」

一瞬意味が分からなかったので、「どういうことですか?」と聞き返すと

「うちの子の傾向としては、『宿題やってくれたら、お母さんは嬉しいな』って言った方が、動いてくれるって事ですよね?」

私の伝え方が悪かったんだ。

反省しました。

そこにコントロールが入っていることを、ご本人は気づいていませんでした。

いや、もしかしたら、私も学んだ技術を使って」コントロール」をしていたのかも知れません。

長男が言われると嬉しい言葉も、言われてテンションの下がる言い回しも。

私は両方、学んで分かっています。

「もう、いい加減にして!」って思って

わざと嫌な言い回しを、長男にぶつけることもあります。(ダメ母ちゃんですw)

単純に、毒だからって「悪い」わけでもないんですけどね。

それは毒になるのか、薬になるのか。

私たちは人間だから。

感じて、考えることができるから。

学んだ知識は用法容量を守って、正しく使いたいんもんです。

さあ、新年度の学校がスタート。

若干長男は、行き渋ってます。いいんです。そりゃ仕方ないです。

ここで、どんな声をかけようか。

母ちゃんの腕が試されますな。

メルマガ登録していただいた方へ

無料動画・音声プレゼントをしています。

動画・「あなたのコミュニケーションタイプはどれ?3タイプの解説

音声・「怒らない、ごきげん母ちゃんでいるための3つのコツ」

↓ こちらからどうぞ  ↓

コメント