やりたくてたまらない!は、デザインできるのか。

子育て

夏休みの宿題にどう取り組むか?

4月に1年生になったお兄ちゃん。夏休みの宿題をいろいろと持ち帰ってきた。

私の実家、沖縄へ帰省する予定だったので「飛行機乗るまでにいくつか終わってるといいねー」と話していた。

スイッチが入ると、一気に動き出すんだけど、気ノリしない時には全然動かない。

一体どうなるのか。実験みたいな感覚で、夏休みの彼の様子を観察し始めた。

流石にアサガオは飛行機に持ち込めないから、観察日記は声をかけてみた。

「えー!網戸にまでツルが伸びてきそうだよ!こんなの、◯◯だけじゃない?」

この言葉にはヘヘンと調子が上がり、「じゃ、それを絵に描いてみよっかなー」と描き始めた。

出来上がった絵は、アサガオじゃなくて網戸がメインになっていた。

シュールだった。さすが。

すごいじゃん!と褒めちぎって、そのまま提出。

あと、咲き終わった花で色水遊びをした。

アサガオの花を水に入れて、トントン叩いて溶かす。出来上がった水に、レモンを入れて色を変えたり、重曹を入れてぷくぷく泡を立てたり。

その後も同様に声をかけた。「こんな実験したの、◯◯だけかもね」

「よーし、じゃこれもかいておくか」と描き出した。

スイッチが入ったら止まらない

いよいよ明後日には沖縄出発…という日に、突然夏ドリルをやると言い出した。

ドリルは最悪、カバンに入れて持って行ける。だから急いでやらなくていい。

やろう!とか、やったら?と声をかけていなかった。

何のスイッチが入ったのか、朝ご飯を食べ終わってからドリルを開き、そのまま昼ごはんの前までずーっとやり続けた。

半分くらい一気に終わった。しかも「お昼食べたら、全部やるからね!」と言う。

で、そのままドリルを仕上げてしまった。

本当にびっくりしていた私を見て「こんなのできちゃうの、きっと僕くらいだよね〜。天才じゃん!」と、息子。

「うん、天才だね」

自分で天才って言っちゃうのも、さすがだなと思って眺めていた。

やりたくてたまらない!は、やっぱり湧き上がるもの

やってみて楽しかった!とか、やって良かったな〜くらいは、ある程度デザインできるのかもしれない。

でも、やりたくてたまらない!!はやっぱり、湧き上がって来るものなんだろうな〜と、息子の誇らしげな顔を見て思った。

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