なかなか続けられない。諦めそうになっているあなたへ。

教育

ダイエットはやっぱり、コツコツとやる事ですね!

沖縄で開業栄養士として活躍されている方の投稿が、SNSに上がっていた。

コツコツ続けるのが大事。知ってるよ!それができなくて困ってるんだよ!

ダイエットに何度も挫折した人の、そんな声が聞こえて来そうだ。

分かっててもできない。それが人間。

この方の教室に通えばきっと、コツコツ続けるための秘訣まで教えてもらえるだろうなと思って眺めていた。

ダイエットはコツコツと。

この文章、敢えてそう書いたのかなと思った。

ダイエットは(  )コツコツと。

この、カッコ書きの部分がとても大事だから。

できる範囲のことを、コツコツと

市町村の栄養士として働いていた時、地域の方向けの健康づくり教室に携わっていた。

体重を減らしたい。あるいは増やしたい。

そんな方々へ、測るだけ健康法というのを紹介していた。

職場の先輩がこんな説明をする。

「朝晩体重を測って、ざっくりでいいので、グラフに点を打ってください。最初はそれだけでいいです!」

参加された方はびっくりする。

これまでの教室や健康指導だと、夜8時以降のご飯は控えましょうとか、一日何分は体を動かしましょうとか、行動を細かく指定される事が多かったはず。

だから、体重測って点を打つだけ?という反応になる。

人間の身体は面白くて、同じような生活を送っていても、日々の体重に違いが出る。

例えば、食べたものや時間の違いはもちろん、予定があったかなかったか、ストレスフルだったりしなかったか?とか。

毎日体重を測るだけで、自分の生活を自然と振り返る事ができるのだ。

だんだん、グラフを見てるだけで、人の生活が見えるようになるから面白い。

ここはダイエット以外にも転用が効く。

自分にとって簡単で、続けやすいこと。初めはそれを選ぶのが大切なのだ。

仲間と一緒に、コツコツと

もうひとつ、健康づくり教室は仲間意識が生まれるような仕掛けが、いくつもされていた。

私が好きだったのが、テレパシージャンケン。

2人ペアになり、お互いに目を見合って、テレパシーでじゃんけんの出す手を伝え合う。喋ったり、ジェスチャーをしてはダメ。

送りあったらジャンケンをする。ピッタリ同じ手が出れば勝ち!

これが意外に、同じ手になるのだ。外れても「あー!念を受け取りそびれた!」と盛り上がる。

そんな風に場をあたためてから、前回の教室からの自分の事についてシェアする。たくさん歩けた!でも、飲み会が多くて…でも、なんでも。

どんな自分もみんな、否定せず受け止めてくれる。なので気持ちよくて、喋りすぎるおじいちゃんがいたりした。「あのー、◯さん、そろほろ…」なんて時計を指さされて、またみんなが笑う。

そんな仲間と会える、教室の日が楽しみと言ってくれた叔母さまもいた。

仲間がいるから頑張れる。

教室期間中、その体重測定シートを、皆さん欠かさず提出してくれた。

1人じゃ続かない。にんげんだもの

人間ひとりでは頑張れない(大抵の人間はね)。みんな弱いものなのだ。

今続けているブログチャレンジも、朝早起きして頑張れる仲間がいるから続いているのだ。

なにかやりたい。

続けて頑張りたい。

そんな人は、できる範囲のことを、仲間と共に、コツコツと

試してみてください。

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