朝活を始めてから、「なぜ書くのか」ということについて考え続けている。
もちろん楽しいから書くんだけど、その答えは、これだー!っていうものではなくて。
答えはすぐに出なくても大丈夫だよ。
クラスで子ども達に伝え続けていたこと。
今度は自分に言い聞かせて、ここひと月ほど頭の中で思い出しては寝かせて、を繰り返していた。
最近、ピコンと解答ボタンが光るような、これだー!のきっかけになる出会いがあった。
スタバの交通整理のおじちゃんだ。
自分の人生を楽しむ人は、カッコいいのだ。
僭越ながら、そんな人を増やしたいのだ。
平日のスタバがフラペチーノ渋滞
家から歩いて10分ほどのところにスターバックスがある。近辺に喫茶店やファストフード店が少ないのもあり、いつも盛況だ。
とりわけ新作のフラペチーノが出ると混む。ドライブスルーへ入ろうとする車で、道路に列ができてしまうほど。
で、いつも週末に現れる交通整理員さんが、平日にも出動する。
私はこれを見て「あー、新しいフラペチーノが出たんだな」とか「今度のは相当人気なのねー」とか、勝手に分析して遊んでいる。
その日の夕方、息子たちを連れて図書館への道を歩いていた。
長男は自転車ですいすいーっと進む。
次男は、てってってっ…と効果音がつきそうな走り方で、兄ちゃんの自転車を追いかける。
で、先程のスタバの前に差し掛かった。
今回のハロウィンフラペチーノは相当美味しいのか、平日の夕方なのに、車の列が道にはみ出している。
「気をつけてねー、車多いよー」
ずんずん進む長男を呼び止める。さすがにスタバの前は、ゆっくりみんなで通った方がいい。
ニコニコ声の交通整理員さん
「こんにちはー!通られますか?」
交通整理のおじちゃんが声をかけてくれた。
赤く点滅する、あの棒を回しながら、車を入れたり、止めたりしている。
帽子で顔はよく見えないが、私より大分年上だ。
そう、表情はよく見えなかったのだけど、笑顔で接してくれているのは分かった。声が笑ってた。
おじちゃんは、車道からの車を一旦止め、
「はいどうぞー」と私たちを通してくれた。
とっても気持ちよかった。
この気持ちよさが何なのか、ピンと来ずにいた。
何だろうなと考え込みたい気持ちは、先を急ぐ子ども達に引っ張られて、一度遠ざかってしまった。
彼に胸キュン
図書館の帰り道にも、おじちゃんは立っていた。
仕事帰りの車も、道路の列に連なっている。
もうすぐ完全に日が落ちて、暗くなる。
いつになったらこの列おさまるのかな。大変だなー。
さっき見たかもな、という顔で、おじちゃんが私たちに気がついた。
「こんにちは」と
私の方から挨拶する。
「お疲れさまですー」
やっぱりさっきみたいに、ニコニコした声で挨拶してくれた。
あーなるほど。
わかった!
おじちゃんの、楽しそうに働く姿に、キュンとしたんだ。
自分の選んだ仕事を楽しむ人は、かっこいい
一目惚れしたとかじゃないよw
そういう風にお仕事をする人、好きだなーと思ったのだ。
自分の選択を肯定してるというか、自分の選んだ仕事を自分で肯定して、充実させようと前向きに活動してるというか。
世の中に対して自己責任で生きてる人なんだと思う。
思い返せば、今まで職場で出会った、大好きだった先輩方も。
仕事とプライベートの垣根を越えて、楽しく生きてる人ばかりだった。
そういう素敵な人がいるんですよ!
そんな素敵な大人、目指しませんか!?
そんな想いを届けたくて発信をしてるんだ。
それに気づいたら、書いたい気持ちがぶわーっと湧き上がってきた。
あの人のことも、この人とのエピソードも、たくさんたくさん伝えたい。
自分の選択を楽しんで生きてる人、働いてる人。
子どもたちが大人の背中を見た時に、いいなー!素敵だなって思うような人、身の回りにたくさんいるんだよ。
で、伝える側の自分もやっぱり、そうありたいなと思った。
今度また、新作フラペチーノが出たら、おじちゃん来てくれるかな。会ったらニコニコご挨拶しよう。
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