毎日笑っている先生のクラスはハッピー。
先生たちには、いつも笑っていて欲しい。
子どもたちと一緒に笑っていて欲しい。
そんな先生の元で過ごす子どもたちは、きっとハッピー。
生き生き、のびのびしているはず。
そんな先生方がもっと増えたらいいな。
そう思うのには、
自分の忘れられない失敗があるから。
笑っていられなかった過去があるからです。
余裕がなかった、先生1年目。
先生1年目の私は、自分の事で頭がいっぱいでした。
本採用されたのはいいものの、担任としての経験はもちろん、授業の経験も全くゼロ。
研修で授業を見せるたびに、怒られてばかり。
「あなたは何のために、先生になったの?」って突っこまれる始末。
子どもたちの前で笑っている余裕なんてなく。
子どもたちの事を、見てもいなかった。
そんなある日、お楽しみ会がありました。
研究授業の中で話し合い活動をし、その流れで決まったお楽しみ会。
私は「無事に進むかな・・・進まなかったら困るなあ。」
そんなことを考えながら、教卓で子どもたちの様子を眺めていたんです。
2時間ほどのお楽しみ会が終わった後。
1人の女の子が教卓に近づいてきました。
「私たちが楽しい時は、一緒に楽しんでください」
彼女は普段口数の少ない子。
大人しくて、自分の意見はめったに言わない。
どうしたの?と声をかけたら
「先生。私たちが楽しい時は、一緒に楽しんでください。」
一言残して、さっと行ってしまいました。
ハッとしました。
「お楽しみ会」なのに、楽しんでいなかった。
それどころか、うまくいくか行かないかなんて気にして、ずっと席で見てるだけ。
そんな先生を見て、彼女はどんな気持ちだったんだろう。
どんな思いで、この一言を伝えに来たんだろう。
もう何年も前の話だけど、忘れられない。
思い出すたび、胸が締め付けられる出来事です。
彼女の一言のおかげで、とても大切なことに気づかされました。
今、わたしは楽しめているかな?
時折彼女の言葉がよみがえります。
そのたび、自分に問いかけます。
「今、わたしは楽しめているかな?」
心に余裕がなかったり、
体調がよくなかったり、
意識が自分ばかりに向いていたり、
「べき」「ねば」にとらわれていたり。
「今、わたしは楽しめているかな?」
自分を整える必要があるかもと、気づかせてくれる問い。
大切なことってなんだろうね。
っていうことに気づかせてくれる、大切な問いです。
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