ただゆるいのと、しっかり用意をした上で「ゆるーく振るまう」事。
一緒に見えるかもだけど、全然違います。
なんていうのかな。
ゆるっと系っぽくしてるけど、ただ身なりに手を抜いてるだけ。ズボンのゴムまで緩んでるんじゃない?みたいな男はカッコいいと思わない。
相手を笑わせたり、おふざけなんか言って「ゆるさ」を醸してるけど、相手が困らないように前もって準備してくれてて、サラッとナチュラルにエスコートしてくれる。
こっちの男性には、グッと来ちゃうよね。
月に一度、ウクレレサークルに通っています。そこでお世話になっている方の別ユニット、「らららん♪カルテット」さん。
リコーダーとウクレレ、パーカッションでメンバーを組んで活動されている、私より少し年配の、お母さん達なんです。
地元茨城のラジオさんに取材を受けたらしく、「ラジオに出ました!再放送あります♪」という投稿を、インスタでたまたま発見!
うわー!聴きたい!でも、コミュニティFMなのか、私のラジオアプリには出て来ない…。
やっとこ、コミュニティFMも聴けるアプリを探し、慌ててインストール。時間に間に合って聞くことができました。
私、この団体の主催さんの方が、大好きなんです。
私より幾つか年上で、もしかしたら子育てもひと段落されてるのかな?で、好きなことをニコニコ楽しんでいらっしゃる。
音楽活動も、団体のかけもちが5個くらい!それも楽器がかぶってないんですよね…。ドラム、ウクレレ、リコーダー、などなど。パワフルすぎる。
一番好きなのが「やっぱり練習大事だよねー」って、笑ってサラッと言うところ(私はきっとドMです)。
今回のラジオでも、その話をされていました。
りこりこらんらんさんの演奏は、栗コーダーカルテットがお手本になっているみたい。
ピタゴラスイッチのテーマを思い浮かべてもらうと、分かりやすいかな。
リコーダーや打楽器だけで演奏すると、あんな風に軽く、ゆるっとした雰囲気が出るんです。周りにすーっと溶け込む、優しく音楽になる。
なので、小さい子どもと一緒にのんびり聴いたり、屋外でBGM的に演奏したり。そんなご依頼も多いようです。
でもね、練習は結構しっかりやるんです、とリーダーさん。
練習もゆるーく、してると思ってましたが?と尋ねるリポーターさん。
「いえいえー。2時間くらい?しっかり音合わせしますよー。可愛い音楽に聞こえるけど、楽譜はとんでもないことになってるんですよ…」
そうなんです。ピタ、ゴラ、スイッチ♪って口ずさみたくなる、あの可愛らしさの裏には、とんでもない量の音符が隠れてるんですよ…。
優雅な顔して、水面下で必死に足をバタバタさせてる白鳥。私はピタゴラのテーマを聴く時、あのイメージが浮かぶんです。
どれだけ練習したら、必死さを出さずに可愛らしく、あの曲が吹けるのかな…。
気持ちとしてゆるくやる、には、やはり練習がいるんですね。とリポーターさん。
「はい。ちゃんと練習頑張って、本番には周りを見ながらにこーっとできるような、ゆるさが出るようなね。それを目指してます。」
わー。いいな。
そのニコニコしながらストイックにやる感じが、大好きだー。と、台所でイヤホンをしながら、1人ニヤけていました。
サーカスのピエロなんかもそうですよね。おどけて、みんなを楽しませてるけど、ちゃんと練習してるから本番でゆるく振る舞える。
沖縄の伝統芸能、エイサーに出てくるチョンダラーもそうですよ。
みんなを笑かしながらフラフラ歩いてるけれど、歪んだ隊列をさりげなく直したり、疲れていそうな踊り手に水を配ったり。本気でゆるーっ、てしてるわけじゃないんです。
学校の先生や、保育園・幼稚園の先生も同じ。ニコニコ笑って、子どもたちに安心感や笑顔を届けている裏で、授業の用意を丁寧にしていたり、安全面は大丈夫かな?と目を配らせていたり。
しっかり練習して、準備して。
それがあるから、本番は力を抜いて、ゆるっとした演奏を届けられる。
やっぱりいいなぁ。
水戸市や、陶芸のイベントなどで賑わう笠間市にも、時折お呼ばれしてるそう。
音楽好きだけど、子どもが小さいからなかなか聴きに行けない。そんなママにはぜひ一度!「らららん♪カルテット」さんの演奏、聴きに行って、ゆるんで欲しいです♪
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