乳幼児学級で感じたこと

子育て

市の主催する乳幼児学級に通っている。

月に2回ほど会があり、その中で歌を歌ったり手遊びをしたり、設定遊び(用意されたパズルやトンネル、ダンポール迷路など)を親子で楽しむ。プレ幼稚園みたいな感じだ。

友達に誘われて申しこんだものの、グループが別になってしまった。それもあって行ったり行かなかったり。

行けば次男は楽しそうなので、彼が楽しそうなら…と(参加費を前払いしてるのもあるな)なんとか通っている。

子ども達は正直

子どもたちは正直だ。楽しければ熱中するし、つまらなければ動かない。

例えば設定遊びのトンネルが面白かったら、何度でもやる。順番なんて守りたくない。今やりたい!泣いたり喚いたり。

ウチの次男もそうだ。たくさんさせてあげたい気持ちはあるけど、順番守ろうね、のルールがあるし、みんなやりたいし、お友達の後ろに並ぼうねーとなだめる。 

すみませんねー、なんて言いながらお母さんどうしで譲り合う。どこのおうちも同じなんだな、と思いホッとする。

家で2人きり、子どもと過ごしていては気づけない。いろんな子ども達の様子が見られる、お母さんにとっても大事な場なのかも知れない。

みんなでボール入れをしよう

会の終わりには、集団遊びをして絵本を読む。集団遊びは「みんなで活動する」というところにポイントを置いている。この日は、ボールをたくさん床に転がして、先生たちが持つカゴの中に片付けていこう、というものだった。

散らばったボールを全部入れればいいんだな。次男は分かっていないようだったので、最初は一緒にやるようだろう。

でもちょっと気になった。子どもの数だけお母さんもいて、この広さ。

ぶつかったりしないかな。

この辺りに目がいってしまうのは職業病だと、1人苦笑いする。

心配が当たってしまった。

夢中でボールを追いかけていた女の子達が頭をゴチンとぶつけてしまった。幸い大事には至らなかった。

終わった、やったー!と思ったよね…

その子達は部屋の端でお手当をして、その間ボール入れは続いていた。もう少しでカゴにボールが入れ終わる!子ども達も勢いづいていた。

よーし全部入れたぞ!

となっていたのが、カゴを傾けてボールを出してくるではないか。

「あー転がっちゃった!」と先生が言っている。いやいや、カゴを傾けて転がしてるじゃないですか!

「え?」だった。入れ終わった達成感が虚しい。

ふと周りをみると、私だけじゃなかった。

子ども達がおんなじような「え?」という表情を浮かべていた。

あ、一緒だったんだ。

入れ終わった!やったー!って気持ちだったんだね…。

その後、先生から合図があるまで、ボールを入れる、転がされる(言い方悪くてごめんなさい)の活動が続いた。なんというか、子ども達がやってあげている、っていう表し方がしっくりくる。そんな時間だった。

いろいろ考えながら、活動を考えるよね

色々勉強になった時間だった。

今まで働いてる中で考えて来たことの、再確認をさせてもらった気もした。

子どもの人数に対する場の広さ。活動する際に起こるかもしれない事故の予測。

なにより、活動のねらい。何を得てもらいたくて、それをやるのか。ただやるのでは意味がないし、子ども達も「何をやらされてるんだろう」となる。

こんなこと言ったら、次から行きづらくなるかなぁ。ただでさえ、あんまり出席してない不良母ちゃんなのに…と思いつつ

次のグループでも同じ怪我が起こらないようにと、感じたことをLINEでメッセージさせていただいた。

natomiメールマガジン

登録はこちらから

コメント

  1. なっちゃん、今日もブログお疲れ様です!
    頭ゴッチンは、ありそうなシュチュエーションですね。
    読んでいるこっちまで、「痛っ!!」てなっちゃいました!

    私も子供を見る仕事ですので、リスクのことはよく考えます。しかし、根本が男社会なので、いい加減も多い…

    もう一度、じっくりと現状を見直したいと思いました。

    今日もステキな学びをありがとうございます!

  2. なっちゃんの視点がほんと勉強になる。
    目的を決めるって、大事だね。

    いつもありがとう♡