素振りを繰り返すあなたを、見守り、励まし、適切なアドバイスをくれる存在がいるといいね。

書くこと

昨年末から受講していた、とある連続講座が最終回を迎えました。

3か月間の講座でしたが、その間毎週、ブログ記事を書き、提出をしていました。コンテンツブログ、と呼ばれるジャンルの記事を書きました。

3か月=12週で、お正月休みがあったから、全10回。1500文字以上!という、文字数の指定もありました。

恥ずかしながら、最後の振り返りをした時、感極まって泣いちゃったんですよね。

「もう書けないかも…と思いつつ、書いて出してを10回、続けられて良かった。」

うるうるしながら、そんな言葉が口から出てきたような。

その講座はオンライン。zoomでみんなにバイバイをしたあと、真っ暗になった画面の前でぼーっとしてました。

泣くほど感情がたかぶったのは、なんだったんだろうな。

自分はある程度書けるはず。できるはず。自分のチカラに期待してたところもあったんです。恥ずかしいわー。

で、自分では努力しているはずなのに、結果にそれが結びつかない。そこが辛いなぁ、とは感じてました。

頑張ってるのに、結果が出ない時ってしんどい。

こんなにやってるのに、どうして?って気持ちになっちゃうんだよね。

小学校の先生になりたての年も、全く同じ苦しさを感じていました。

担任経験もなく、突然クラスを受け持つことになった。

臨時講師や非常勤講師をやったこともなくて、子ども達に一斉授業をする経験も、ほとんどなかった。

必死すぎて、どう頑張ってたかも思い出せないの。でも、暗くなるまで毎日職員室に残ってて。もしくはずっと、教室で作業をしてた。

朝、誰よりも早く学校へ行けば、何か変わるかも?と、寝ぼけて見送る夫を背に、まだ薄暗い6時前の学校に出勤してったこともありました。

結局、お昼ごろ猛烈に眠くなりました。全然効き目ナシ。でもそれくらい、悩んでたんです。「こんなに頑張ってるのに、どうして結果が出ないんだろう?」って。

教員になりたての私が、あの時求めていた結果、ゴールは、上手に授業ができることと、楽しいクラスづくりができること。

もしかしたらゴール設定がそもそも、間違ってたかも知れない。

指導教諭の先生がくれる助言を「評価」だと受け取って、良い評価を受けたい、成果を出さなきゃと焦ってたのかも知れない。

なんてぶきっちょなんだ!今振り返ったら笑っちゃう。けど、あの時はあれが精一杯だったんだよ…

焦って悩んでる私に、周りの先輩たちは、いろんなことを私に教えてくれた。

例えば「子ども達のノートや発言をよく観察して、理解度を確かめるんだよ。」と言ってくれた人がいた。

アドバイスをもらう。頭の中ではわかってる。日本語としても、理解はしてる。

でも、うまく実践につなげることはできなかった。「言ってる事は分かるけど、どうすればいいの?」って、いつも思ってた。

頭では分かってる。でも身体がついて行かない。

そういう時って、だいたいは、経験が不足してる。

初めてバット持った人があれこれ指導されたって、上手くボールを打ち返せないのと似てる。

中学校でソフトボール部に入っていた私。バットを握るのも、ボールを打つのも初めての私に、コーチは同じことを繰り返し繰り返し、教えてくれました。

バットを振る時は、ヘッド、この部分が先に回るようにするんだよ。

ピッチャーが投げたからって、すぐバット振っちゃダメ。ボールをよく見て、バットに当てるんだよ。

コーチは中学生にも分かるよう説明してくれる。だから言ってる日本語はわかる。

でも思い通りに体は動かない。

生まれてこの方、こんな動きをやったことがない!私のカラダはパニックしてたと思います。腕をたたむ?腰をひねる?はぁ?って、私の腕や腰はハテナマークの嵐だったでしょうね。

はじめは、的外れな降り方。

だんだんと、それっぽいフォームになっていく。

その間には、コーチの適切な声掛けがありました。

その振り方はいいよ。

あともう少しだけ、バット振るのを待ってごらん。

そう、その腰のひねり方。腰を使って、バットをヘッドから回すんだよ。

だんだんとボールを捉えられるようになり、ヒットが飛ばせるようになった。

バットを振ってみなくちゃ当たらない。

下手くそなりに経験を重ねることが、自分の血となり、肉となる。

その時に、どんなあなたでも「大丈夫」と見守り、励ましてくれ、適切なアドバイスをくれる人が、隣に1人。いてくれたらいいね。

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