子どもに対して怒らないような、声かけのコツを知りたい。
そんなご相談をいただきました。
沖縄に帰ってきて、リクエスト開催させてもらったお話会。
「子どもとのコミュニケーションをよくしたい」
「子どもを褒められるようになりたい」
そんなご希望を伺っていたので、それに合わせて内容を作ったり、資料を準備したりして
いざ、お話をさせてもらったんです。
完全に私のミス。
ヒアリング不足だったのですが
参加者さん、主催者さんの真のニーズは、そこじゃなかった。
本当に求めていたのは
「子どもを褒めたいけど、余裕がない」
「褒めたい気持ちもあるけど、先に怒ってしまうのをなんとかしたい」
だったんだ。
子どもを褒めるためのワークもしたい、ということで
じゃあどんな場面を褒めてみましょうか?
そんな質問をしたら
場の空気が固まった。
あ、間違った
これじゃない
って、ハッとしたんです。
講座の前にもう少し、主催者さんの話を深掘って聞いてみればよかった。。。
褒める前に怒ってしまうのを、なんとかしたい。
どうしたらいい?
簡単です。
黙ってればいい
いや、だからさ、それができないんだってば
って声が聞こえてきそうw
例えば、アンガーマネジメントってありますよね?
怒って何か言いそうになったら
6秒黙ってみよう
そうしたら、「カッ!」と湧いていた怒りが消える。
ざっくりすぎる説明だけど、そんな感じ。
言いたくなったら「黙る」んです。
親は喋りすぎです。
口出しし過ぎです。
ブーメランみたいに自分に返ってきますねえ。
私もそうです。
やすのなつみは、子どもに口出しすぎです。
うるさいです。w
最近よく「ホメオスタシス」の話をしています。
「いつもの状態」をキープしようとする、進化の過程でヒトが獲得した、カラダの仕組み。
「褒める前に怒ってしまう」のも、結局それが
「いつもの状態」にセットされちゃってるわけです。
だって、言いたくないのに止められないわけでしょう?
ほら。
「褒める前に怒っちゃう」が
いつもの状態にセットされてるわけですよ。
だからカンタンです。
「怒っちゃう前に黙る」の方を
いつもの状態にしちゃえばいいんです。
カッと来たら6秒黙る。
アンガーマネジメントのアレを、そういう感覚で
使ってみればいいんです。
今までやってない、新しいことを「いつもの状態」にセットするまでに、
3週間かかる。
3週間は、意識してやってみましょう。
もう一つ付け足すなら。
むやみやたらに、自分責めするのもやめましょう。
上で言ったアンガーマネジメントを意識してたって、
うっかり「こら!」って怒っちゃう時だって、あります。
その時に
ああー、やっちゃった
やっぱり私はダメなやつなんだ
これ要りません。
時間のムダです。
落ち込むエネルギーもムダです。
いいですよ
落ち込んでいい
いいけど、長だらだらと凹むのは
なんの得にもならないから
やめましょう
あー、怒っちゃった
ごめん!ごめんね!!
はい、つぎ!
くらいで、いいです。
ね。子どもに対して怒らないような、声かけのコツを知りたい。
・・・
あれ?
あれあれ?
「声かけのコツ」、話してない・・・
次回に続きますw
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