書く朝活に参加している。
みんなが書いた記事を読むのは、ものすごく楽しい。
自分の持ってない価値観に出会える。
新しいアイディアに出会える。
自分にはない、光る表現に出会える。
ワクワクする。
学校の先生をしている時も、同じワクワクを感じていた。
自分にはない価値観、考え方、アイデアと出会える場所。
学校の意義もそこなんだ。
コロナ禍で生まれた問い
3年前、コロナが来た。
学校が閉じてしまった。
学校に集まって、みんなで勉強したり遊んだりことができなくなった。
いろんな人がいろんな媒体を使って、子ども達の勉強をサポートしてくれた。
ある人はYouTube
ある人は無料のドリル
もちろん学校側からも、そういう媒体があるよ、という紹介を行った。
子ども達の声が消えた教室は、しーんとしていた。
年度が変わったばかりで、子ども達の荷物すらなかった教室は、ガランとしていた。
誰も来る訳がないのに、来る日も来る日も、私は黒板の前にポツンと立っていた。
そうしながら、毎日考えていたことがある。
先生の仕事の意義って、なんなんだ?
私たちの仕事の意義は?
ネットで勉強ができるなら、もう学校来なくていいじゃん。
友達と遊びたかったら、公園に行けばいいじゃん。
みんなが学校に来るのは、何のため?
勉強を教えるのが上手いだけの先生は、いずれAIに仕事をとって変わられる。
ずっと前から考えていた。
コロナになってからの学習サポートを見てたら、ますますそう感じた。
勉強するために学校に来るんだよ、なんて、ロボットみたいに一辺倒の答えしか言わない先生は、必要なくなる。
「学校での学び」にある、出会いや気づき
学校へ来て勉強することの意味。
実は私の中には、これかなと思うものがずっと、ぼんやりとあった。
自分にはない価値観、考え方、アイデアと出会える場所。
それが学校の良さ、魅力。
みんなで話し合う。
友達と聞き合う。
そういう考え方もあるんだなーと気がつく。
ケンカしたり、ぶつかったりする事も含めて、自分にはないものと毎日出会える場所。
自分と違う価値観やルールを持つ他者と、どう付き合っていくかを体験から学ぶ場所。
それが学校なんだ。
意地でもやってやる
しばらくして、やっと子ども達が学校に登校できるようになった。
あれこれ制限をつけられての学校生活だったけど、みんなで話し合う、聞き合う、アイデアを出し合う活動を意図してやった。
そこは意地でがんばった。
どんな事をしたのか?
次回に続きます。
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