淡々と。
淡々と日々の生活を回していこう。
三が日も普段と変わらず、ブログを書きメルマガを書き…。そうしているせいか、淡々と、という言葉がふと浮かんで来た。
確かイチローもそういう、淡々としたことを大切にしよう、みたいな名言を残してたな。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道
- イチロー -
そう、この言葉。この言葉がとても好きだ。
いきなりすごいことなんて出来ない。凄いことをしているな、と「あの人」を美化して、勝手に比べて凹んでしまったりするけど、その人達だって淡々と積み重ねて来た過去があっての今なんだ。
東日本大震災が起こった時。何の計らいか、地震の一週間前に栃木から沖縄に帰って来て、被災を免れた私。
「自分だけ助かった。逃げて来た」みたいな感覚になって、身動きできなくなってしまっていた。自粛警察なんて言葉があるけど、勝手に自分を自粛して、行動に制限をかけていた。
たまたま付けてたラジオで、ある人のハガキが読まれていた。「沖縄に住む、被害を免れた私たちが、いつまでも暗い気持ちでいちゃいけない。できることをやろう。普通の生活をしよう。元気でいよう。」ほっぺたを張り飛ばされたように、目が覚めた。
落ち込んでるのが正義みたいな顔して、結局、自分だけしか見てないじゃないか。
そこからちゃんと、普通の生活をし始めた。4月から沖縄でまた、働き始めるための準備をして、栃木で暮らす彼(今の夫)にはできるだけ毎日メールを送り、普通に買い物して、できるときは募金をして、自分の生活を淡々と回し出した。
あの時のことを、こうして今思い浮かべるのは偶然じゃない。
大きな災害が起き、事故が起き、自分だけ普通に生活してるなんて…。そうして心が痛む、感じ入りやすい人が、私も含めて今、重たい気持ちになりそうになってると思った。だからあの時のことが思い出された。
決して他人事だから、と冷たい反応をすることなく、目の前の出来事に真摯に向き合おうとしている、私とあなただからこそやれることがある。
淡々と生活しよう。積み重ねてきた生活を回し続けよう。
普通に食べて。知人に会って、お出かけして、出来そうなら、出かけた先で募金をしよう。ちゃんと家事もやり、仕事もしよう。
被災や事故の最前線で今、頑張ってる、消防隊や警察、自衛隊の人たちは、彼らのやれることを頑張ってる。困っている人達を助けるために、淡々と訓練してきたことを使って、行動してる。
私もそうしよう。淡々と日々を生きよう。自分の今に感謝して、できる範囲の募金や祈りを捧げながら、生活を回し続けよう。
私たちの小さな生活の積み重ねが、回り回って支援につながっていくんだと思うよ。
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コメント
なっちゃんそうだね。私、チーンとなっててね。これでいいのかな?と思いながら過ごしてたのよ。でも淡々と自分の生活をする。そうだよね。勇気づけられたよ!!ありがとう!!なっちゃん!!なっちゃんとつながっててよかった。ありがとう!!