ハマったらそればっかり食べるんです。子どもの「ばっかり食べ」に悩んでいるママへ。

食育

そのうち飽きて、自分からやめますよ。

とは言うんだけどね。

やっぱり気になっちゃうよね。

子どもたちの「ハマったらそればかり食べるんです」問題は、お母ちゃん、悩んじゃうよね。

私が4、5歳の頃だと思います。梅干しを食べるのにどハマりしていました。

今思うと、何があんなに美味しかったのか…。もしかしたら、味と言うより、「酸っぱい!」って刺激を味わいたかったのかな。

一番ひどい時は、梅干しひとパックを、1人でぺろっと平らげてしまったこともありました。

さすがに母も「食べ過ぎだ!」って怒っていたのを、覚えてます。

時は流れて、今の私は二児の母。

長男にも次男にも、幼少期の私の「梅干し中毒」と似たような現象が起きています。

2人がハマったのは、焼き海苔でした。

2歳前後の時期に、2人とも「焼き海苔ばっかり食べてる」時期が訪れたんです。

放っておけば、大きいままの焼き海苔を3枚ペロリと食べてしまいます。

次男に至っては、冷蔵庫をあけて、自分で焼き海苔の袋を取り出しちゃう。

「あーーっ!」と気づいた時には、台所に散らばる、細かい海苔のカケラにイラッ。

そして海苔の食べ過ぎが影響しているのか、うんちが若干、硬くて黒っぽい。

海苔の食べ過ぎをやめさせるか、そのまま落ち着くまで様子を見るか。

判断に困るところですね。

長男の時は、自然と海苔から興味が薄れていって、悩みも自然消滅したんですけどね。

そんな最中、たまたま図書館でパラパラめくっていた本に、「海苔を食べ過ぎる3歳の娘が心配」というお悩み事が書かれていました。

へー、うちと一緒だなあと目を通してみました。

そしたら解答者の方の言葉に、「そりゃそうだ」とある意味、ズッコケちゃいました。

なんて書かれてたと思います?

「食べさせたくないと思うなら、買わないようにしてみてはいかがでしょう?」

納得しかないわ。

だって、家にないなら、食べたくても叶わないもん。

そこまでして「食べるのをやめさせたい、心配だ」って、お母さんが思ってるのかな?

ってことだよね。

私はそう解釈しました。

そこまでして止めたいとは思ってないです。

じゃ、気が済むまで、海苔をパリパリしてればいいや。

すっぱり吹っ切れて、気持ちが軽くなりました。

上にきょうだいがいるママはともかく、初めての子どもを育てているママは、程度が分からないし、不安になりますよね。

甘いものやしょっぱいもの、油っこいもの。

過剰に摂るとよくないものならともかく、子どもたちの気が済んだら「こればっかり食べる」のも、落ち着いてくるものです。

けれど、どうしても気になるのであれば、「それを買わない」って、一つの選択肢だなと思います。

いいねって思うなら、しばらく買わずにいればいい。

そこまでではないなー、と思うなら、我が子の「ハマってんねん!」に付き合ってあげればいい。

こんな感じで、「行動を選ぶものさし」を持ってると、楽です。

育児本。

本屋さんにも図書館にも、たくさん並んでいます。

「そのアドバイス、やりたい?」って自分に問いかけるきっかけに、読んでみよう。

そのくらいでお付き合いすると、距離感としてはちょうど良いのかもしれませんね。

ちなみに次男、「海苔ばっかり食べるんです」のシーズンを卒業しました。

今は「干し芋ばっかり食べるんです」の、新シーズンに突入しております。

茨城はちょうど、干し芋の出回る時期。

多分お店から干し芋がなくなる4月ごろまで、このシーズンが続くんでしょうね。

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