子どもたちに、絵本の「読み聞かせ」をする時に
一番大切なこと。
あなたは、何だと思いますか?
読み聞かせひとつ取っても、奥が深くて。
読み聞かせを研究している団体もあるし、
書籍もたくさん出てるんです。
…ただ、私はそんなに勉強する必要はないと思っていて。
(こんなこと書いたら、読み聞かせボランティア、追い出されるかしらw)
絵本の絵が、子どもたちに見えるように。
なるべくはっきり、声を出してあげるように。
それだけ気をつけたら、あとは
「楽しむこと」が何よりも大事だと思ってるんです。
あなたはどう思いますか?
昔勤めていた小学校にも、PTAの「読み聞かせ部」
なるものがありました。
そこのシステムが面白くて!
「我が子のクラスの読み聞かせに、お父さんお母さん、ぜひご参加ください」
だったんです。
その学校は、毎週水曜日が「朝読書」の時間に設定されていて。
ボランティアでお父さん、お母さんが読み聞かせに来てくれたら、
子どもたちは、教室の机を後ろに寄せて、前の方に集まって
読み聞かせを聞く。
誰も来ないようなら、自分たちで借りてきた本を読む。
そんな感じになっていました。
(先生方はその間、職員朝会に出席していました)
たまに職員朝会が早く終わったり、なかったりする日は
担任の私も、子どもたちに混じって、読み聞かせに参加していました。
先生が読んで聞かせてあげる絵本も、子どもたちはすごく楽しそうに聞き入ってくれます。
でもね。
おうちの人が読んでくれるそれは、また格別なんです。
自分のお母さんが、クラスのみんなに絵本を読んでる。
そんなシチュエーションに、嬉しいやら、恥ずかしいやらの表情を浮かべている子。
思い出してもほっぺが緩むような、可愛らしいひと時でした。
他の子たちも、友達のお母さんに絵本を読んでもらうっていう
普段なかなか体験できないシチュエーションを、楽しんでいました。
でね。
当たり前の話ですけどね。
「担任」も、その場を楽しむんですよ。
これ大事。
たまに「時間ができた、ラッキー」と言わんばかりに
教卓で丸付けしてる先生、見かけますけど。
それ、暗に「聞かなくていい」ってメッセージ、子どもたちに与えてますからね。
そういう担任のクラス、もれなく読み聞かせの態度、悪いですからね。
子どもたちのせいじゃないですからね。
ふふ。
毒、吐きました♪
先日読み聞かせにお邪魔した、2年生のクラス。
私が読み聞かせをしている最中に、担任の先生が
「おいしそうだねえ」
「可愛いねー」
って、呟く声が聞こえてきたんです。
先生も、一緒に見てくれてるんだな。
嬉しくなりました。
そうすると、今まで下を向いていた子も
ハッと顔を上げたりするんですよね。
そんな子を、私は見逃しません。
「よっしゃ、こっち向いてくれたぞ」って
内心ガッツポーズしていますw
単純な話ですよね。
楽しいから、参加する。
楽しくないから、参加しない。
やっぱり、いかに楽しんでもらうかって大事だし
楽しんでもらうためにはまず、「自分がそれを楽しんでる」かどうか
ココが一番、大事だと思うんです。
細かい技術はたくさんありますよ。
間の取り方とか、読むスピードとか、ページのめくり方とか。
子どもたちに、読み聞かせを楽しんでもらうために
もちろん分かってたら良い!ってスキルだけれど。
細かいことにこだわるより、その場を一緒に楽しもうって気持ちが
一番に大事です。
って、私は思ってます。
あなたは、どう思うかな。
ちなみに先日、小学2年生に読んだ本が、これです。
左側が「トマトさん」
右側が「サンドイッチ サンドイッチ」
サンドイッチの本はすごく短くて、絵が美味しそうで。
最初に、教室(そして私)の緊張をほぐすために、読みました。
トマトさんは。…絵がね。
ちょっと怖いよね。でも優しい絵本なんですよ。
2年生は今、生活科でお野菜を育てているので。(中でもミニトマトを育ててる子が多い)
ちょうどいいかなと思って、持って行きました。
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